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SDGsってなんだろう?2030年までに達成すべき17の目標

最近テレビや雑誌、街中などで頻繁に目にするようになった【SDGs】という言葉。「なんとなくはわかるけれど、詳しくはわからない…」という方も多いのではないでしょうか? 今回は、SDGsの成り立ちからその内容まで、まるっとまとめて解説していきたいと思います(眠くならないでついてきてくださいね〜!)。

この記事の目次

  1. SDGsとは?
  2. SDGsの前身は「MDGs」
  3. 持続可能な17の開発目標
  4. SDGsを流行りにしない

SDGsとは?

SDGs=持続可能な開発目標とは、2015年9月に国連総会で採択されたもので、国連加盟国193ヶ国が2030年までに達成するために掲げた17の目標のことを言います。

『Sustainable Development Goals』の略で、正しい読み方は【エス・ディー・ジーズ】。最初の頃は私も読み方があやふやで「エス・ディー・ジー・エス…?」と読んでいましたが、sはGoalsのsなので「ジーズ」と理解すると覚えやすいですよね(小文字の謎もここで解けました!)。

17の目標については後半で詳しく解説していきますが、簡単にまとめると「未来のためにも環境問題に意識を向けて資源をもっと大切にしよう。世界の貧困層を救い、地球上の誰一人も取り残さないで、あらゆる問題を解決していこう」という世界共通の目標です。

SDGsの前身は「MDGs」

SDGsは、2001年に策定された「ミレニアム開発目標(MDGs)」の後継とされています。MDGsは「国際社会の支援を必要とする課題に対して2015年までに達成する」8つの目標・21のターゲット・60の指標を掲げていました(お恥ずかしながら私はSDGsについて学ぶまで、MDGsの目標とその成果についてよく知らなかったのですが…)。

ここで気になるのは、「MDGsの目標は達成されたの?」ということ。

2015年7月6日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、「極度の貧困をあと一世代でこの世から無くせるところまで来た」「MDGsは歴史上最も成功した貧困撲滅運動になった」と成果を発表しています。実際に調べてみると、MDGsの取組みによって、極度の貧困状態にある人口割合が半減するなど、多くの目標に対しての成果が得られていました。その一方で、女性の地位(就職率や政治参加など)の問題、二酸化炭素の排出量の問題など、目標によってはむずかしい課題が浮き彫りなる結果となりました。

MDGsは2015年までという期限付きの目標だったので、同年に新たな世界共通目標『SDGs』が掲げられたというわけですね。

持続可能な17の開発目標

では、話をSDGsに戻して『17の開発目標』について見ていきましょう。

SDGsは、これら「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。169のターゲットについてここでは紹介しきれないので、「もっと詳しく知りたい!」という方は、総務省が訳したPDFをご覧ください。

17の目標の1〜6は、貧困や飢餓、健康や教育など、前進であるMDGsの課題を引き継ぐ開発途上国への支援が中心の内容。しかし、日本でも13.9%(7人に1人)の子供が貧困とされている問題を考えると、先進国も真剣に向き合っていかなければならない目標と言えます。7以降は、経済やまちづくり、気候変動など環境問題に対する目標になっていて、特に先進国である私たちに関連性の高い課題が並んでいます。

SDGsを流行りにしない

「いまいち自分ごとに考えられない…」という意見もあるかもしれませんが、地球を良くしていくことは、私たち人間を含め、あらゆる生命の基盤を良くすることです。もちろん、国や企業が積極的に問題解決に取り組むことはとても大切ですが、私たち一人一人の行動を変えていかないければ、持続的に世界を良くすることはむずかしいと思うのです。「地球を良くするって言われても、日々の生活を送るだけで精一杯だし…」、そう考えてしまうのもわかります。けれど、私たちは繰り返される日々の中でたくさんの選択をしながら生きていますよね。それを少しでもみんなにとって優しい選択に変えていくことは、誰にでもできると思うのです。

例えば、お買い物に行くときはエコバッグを使う、ペットボトルからマイボトルに切り替える、そんな簡単なことでも世界を守ることに繋がります。そこからもう少し余裕がでてきたら、なにか自分にできそうなことを一つ一つ増やしてみる。一人でも多くの人がそうして意識を変えていくことができたら、それはとても大きな力になると思いませんか?(私はそう信じています…!)

2030年という一つの区切りはありますが、SDGsは「今流行っている言葉」ではなく、この先もずっと考え続けるべき課題です。未来へとバトンを繋いでいけるように世界で手を取り合って、私たち個人でも持続可能な世界に向けてそれぞれができることを見つけていきましょう。

《参考リンク》
外務省:SDGsとは?
環境省:持続可能な開発のための2030アジェンダ
UNICEF:ミレニアム開発目標(MDGs)