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はじめまして|ご挨拶

お立ち寄りいただきありがとうございます。
ECORE管理人の帆志麻彩です。

ECOREについては <ABOUT>をお読みいただければと思いますが、今日は簡単な自己紹介と「なぜECOREを作ろうと思ったのか」をもう少し詳しくお話してみたいと思います(長くなってしまうので、お時間のあるときに先へお進みください)。

旅をはじめたきっかけ

普段は旅に纏わるお仕事(主に書くこと)をしています。初めての海外旅行は小学校5年生のとき。オランダに住んでいる叔母に「そういえば、子供料金で海外に行ける最後の年だね」と言われたのがきっかけでした。

それまでは電車で隣町に行くことでさえ緊張していたような子だったのですが、そのときは不思議と迷いや不安は感じませんでした。そして、貯めていたお年玉をすべておろし、人生初のパスポートも作り、小学生らしく人口や面積・風土などを勉強して、準備万端でオランダへと向かうことになったのです(今思えば周りの大人たちが足りない分をすべて補ってくれていたのだと思います。感謝… )。

初めての海外、初めての景色、初めての時差ボケ… 何もかもが新鮮でしたが、中でも運河クルーズで過ごした時間は私の人生において特別な経験になりました。

オランダらしい細長い家が立ち並ぶなかをゆっくりと進むと、その家々の隙間からこぼれた光が水面に反射してきらきらと弾けていく。それはまるで昼の星を見ているような、涙がでるほど美しい光景でした。こんなことを言うと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、もしかして今私は夢の中か天国にいるのかもしれない… そう感じてしまうほどだったのです。

「この光をなんとか日本に持ち帰りたい!」と気付けば夢中でシャッターを切っていました。そのときの美しい光景がずっと忘れられず、私は今でも旅をし続けているのだろうと思います。

ECOREを作った理由

そうして幸運にも今に至るまで旅に纏わるお仕事を続けられているのですが、世界中を旅するなかでふと「自然はいつも素晴らしい経験を与えてくれているのに、私たちはもらってばかりでいいのだろうか。本当の意味の共生とはなんだろう」と考えるようになりました。そして、思わず涙するような美しい自然の風景や、愛らしい動物たちをたくさん目にするたびに「私にとって大切な<旅>というものが自然を搾取してしまうこともあるのかもしれない」と。

「人間が消えれば美しい地球に戻ることができる」という言葉を耳にしたことがあります。たしかに人間は人間のことばかりを考えて生きてきたかもしれません。しかし、それを「人間が悪だ!」と言ってしまうのはとても悲しいことだとも思うのです。「そんなこと言ったって人間は生きていかないといけないんだから仕方ないよ」と自分勝手に終わらせてしまうことも。

きっと過去の人たちが今の私たちの暮らしぶりを覗いたら、その進化に驚くでしょう。私たちは、過去から学びながらより良い生活を求め発展してきた生き物です。そしてそれは、良い方にも悪い方にも大きく変える力を持っている、ということでもあります。

何も行動しないことは、何も変わらないことではありません。何も行動しないことは、状況が悪化していくのを見てみぬふりすることだと思うのです。せっかくならできる限り良い方に変化していきたい、みんなに優しい選択を考えたい、そう思いこの場所を作ることにしました。

なぜ『持続可能な社会』を考えるのか

自然や動物たちはもちろん、私たちの心、人間関係、暮らし、働き方… 様々な物事において『持続可能であるかどうか』を考えることはとても重要です。特に自然や動物たちの声に耳を傾けることは、その他すべての物事を良い方に修正していくことに通じていくのだと、私はそう信じています。

空気や水を汚し、生き物たちを追い詰め(たとえそれが無自覚だったとしても)、人間同士で奪い合い、人間が人間だけのために地球を消費し続けていく。その生活は変えずに、ただ子供たちの未来が明るい世界でありますように… と願っている。なんだかそれは少し矛盾しているような気がしてしまいます。

立派なこと、大きなことをしなければいけないわけではないと思うのです。私だって大きなことは何もできません。ただ、地球上の生物の中で未来を想像し今を変えていけるのは人間だけです。それなら、せっかく人間である強みを勝手な欲に使うのではなく、そっと手を差し伸べられるような世界を作ることに使いたい。たくさんの優しいアイディアを生み出すことに使いたい。

綺麗ごとだと言われてしまうかもしれませんが、自分たちが生きている間のことだけを考えるのではなく、この美しい地球を少しでも先の未来へ繋げていけますように。そして、今この同じ地球上で暮らしている生き物みんなが幸せになれますように。一人一人が少しずつそう願って行動することができれば、それはいずれ大きな力になるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。ECOREという場所が、少しでも「優しい選択をする」「持続可能な社会を考える」きっかけとなれば嬉しいです。